中央地区について

中央地区の概要

 中央地区は登米市南方町の地域コミュニティの一つです。町の中央部に位置する12の行政区で構成されていて、住民同士の繋がりや文化を大切にしながら、心豊かに生活できる地域を目指しています。中央地区が属する南方町は明治11年、南方村として誕生しました。昭和39年の町制施行で町へと生まれ変わり、平成の合併で登米郡南方町から登米市南方町となりました。登米市の西部に位置する南方町の面積は40.26平方キロメートル。東から西へ細長く伸びた地域で、西の方には小高い山が連なり、町全体には水田地帯が広がっています。基幹産業は農業で、有数の米どころと仙台牛の郷として知られています。

町名の由来

南方町の町名の由来として次のような伝説があります。
蝦夷征伐のために源義家公が当地を訪れた際、歌を詠みました。

遠知近(おちこ)ち廼人(のひと)を松島咸躬方(まつしまみなみかた) 以加亭敗(いかでやぶ)らん河崎乃柵(かわさきのさく)

この歌の中の「咸躬方(みなみかた)」が「南方(みなみかた)」になったとされています。

地域づくり計画の策定

 私たちが住んでいる南方中央地区は、これまでも住民同士の繋がりや助け合いで地域を支えてきました。平成17年度から南方中央地区にコミュニティ推進協議会が組織され、協議会を中心とし世代間・地域間交流活動を展開してきました。しかし、近年の少子高齢化の急速な進行や人口減少などにより地域の課題が多様化してきています。これから、地域の課題解決や地域づくりに人々が助け合って、地域の取り組みを進めて行くため、今までの進め方を見つめ直す必要があります。そこで、南方中央地区コミュニティ推進協議会では平成27年3月、『南方中央地区地域づくり計画』を策定いたしました。地域づくり計画は、自分たちの住んでいる地域の再発見と併せ、幅広く地域住民の意見や期待、課題を整理しながら、その解決に向けた取り組みを行動計画としてまとめたものです。今後、当計画の具現化に向けてコミュニティ推進協議会として、みなさんとともに積極的に活動を進めて行きたいと思います。

計画の期間

 概ね10年後の南方中央地区の将来像を想像し、『この地域がこうなれば良いな』といった 目標を掲げ、その実現に向けた5年間の行動計画に基づいた取り組みを行います。計画は、より良いまちづくりに向け、随時見直しを行って行きます。

コミュニティだより

中央地区コミュニティ推進協議会が発行している広報紙です。

  • 20号(H31.03)
  • 19号(H30.03)
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